3月3日(土)から始まるZAZI FILMS SELECTION。この3月で配給期限が切れてしまうってことは、もう日本のスクリーンでは観られなくなる!? という事で3作品を緊急上映です。どれも素晴らしいですが、特に私のお薦めはアントニオーニの「赤い砂漠」。冒頭シーンから釘付けです。工場前、男からサンドウィッチを奪い、貪りはじめる緑のコートのモニカ・ヴィッティ。ぎゃー!なんか分かんないけど、かっこいー!! 必見です! というか、見逃したら一生後悔しますよ!(←脅し?) 2/28[か] 現在、『イカとクジラ』の予告が流れているのですが、あまりに可笑しくてか、今日はお客さまから笑い声が出ていました。「離婚てちょっと待ってよ、猫はどうするの!?」という、家族のお話です。シネモンドでは3月31日からの公開を予定しています。2/25[ヒロサカ] 『NARA:奈良美智との旅の記録』の坂部康二監督舞台挨拶が決定しました。詳細はニュースのページにて。2/25[ヒロサカ] 『フリージア』の上映が決定しています(フィルムのページに追加しました)。シネモンド女子スタッフ間では圧倒的に西島さんファン多めですが、わたしは玉山鉄二くんの方がいいなあ、と。ポスターを見ながら、こっちの人の方がいい、と指差しています。何年か前に玉山くんが笑っていいとも特大号に出ていたのが印象的でした。天海祐希さんに「玉ちゃん」と呼ばれていました。2/11[ヒロサカ] 『ホステル』面白いですよ! やっぱり、ホラーはこうでなくては、って事をきちんと押さえてます。久しぶりの正統派ホラーという感じでしょうか。三池崇史監督もちらりと渋く出演。「すっきりして、仕事がはかどりそう」と思ったのは私です。明日の活力のためのレイトショー! オススメです! 2/3[か] 『ホステル』のスタッフ試写(わたしは辞退)のあと、びくびく「こわかった?いたかった?」と聞いてみると、「見終わった後スカッと好い気分、仕事がはかどりそう」「まっとうなホラー、安心してみれるよ」というようなことをイキイキおしゃべりしていました。フウン…み、みてみよう! 2/3[お] 先月末休暇をとって東京へ。目的はまず「ちいさなひとのえいががっこう」の親子で映画館遠足〜かつべんの巻〜@ユーロスペース。大人だけでは参加できないので、土肥家のお子さんをお借りしてニセ引率者となり、サイレント映画の名作&佐々木亜希子さんの活動弁士をおおいに楽しみました。こどもたちもとっても楽しんで、映画館がかわいい笑い声で満たされ本当に愉快でした。きっとずっと心に残る楽しい思い出になったでしょう、ウラヤマシイ。親子での参加なので、上映後はおかあさんおとうさんと映画の話もいっぱいできてうれしいだろうなと思います。活動弁士さんはじめ、こうした上映会をこつこつ続けておられる主催者の方&ボランティアスタッフの方々、映画館の方々にもお会いでき、とても励みになりました。 日曜の昼下がり、白人の30代くらいの男性がやってきて、DVDを出して英語で何やら話しかけて来る。どうやら、このDVDを『明日へのチケット』の上映後に上映してほしい、2分だけだから、と言っているようだ。休憩時間が今週は極端に少ないため断るのだけど、しつこく食い下がってくる。ふとDVDの盤面をみると指輪らしき絵と「proposal」という文字が書かれている。なるほど。どっきりプロポーズ大作戦か。そういうことなら何とかしようと、上映終了後、彼女を引き止めておけと伝えて準備にかかる。彼も後でチケットを買いに来るとき、彼女に気がつかれないようにしてくれという。いよいよの『明日へのチケット』上映前、彼、彼女らしき日本人、友人二人でチケットを買いにきた。上映終了後、客席の明かりが着き、他のお客さんがすっと出て行く。再び客席が暗くなる。プロジェクターでDVDが上映される。二人で過ごした日々の写真が映しだされると、彼女たちからキャーという歓声が上がる。指輪が出てきて、「Do you marry me?」と映しだされる。客席が再び明るくなる。待ちきれないように、そこにいた常連のお客さんが「結果はどうなんですか?」と聞く。「OKデス」よかった。思わず常連さんも涙ぐんでいたよ。今回はたまたまビデオプロジェクターがありましたが、普段はこういうことはできません。[上] |