「マーサの幸せレシピ」

監督:サンドラ・ネットルベック
出演:マルティナ・ゲデック、セルジョ・カステリット、マクシメ・フェルステ
[2001/ドイツ/1h45]
公式ホームページ →→→ http://www.martha.jp/
2002年ドイツ映画賞 最優秀主演女優賞
2002年ドイツ映画賞 最優秀ノミネート、
2002年クレイユ国際女性映画祭 最優秀作品賞

愛する人々と食事をし、共に語らうひと時に似た、
心暖まる至福のダイニング.ムービー!
ラストには幸せな気持ちがあふれてきて、
誰かとたまらなく食事がしたくなる。

〈ストーリー〉

完璧なはずの女性シェフ、マーサのレシピには
ひとつだけ欠けているものがあったのです…。

 ドイツ、ハンブルグのしゃれたフランス料理店で一流のシェフとして働くマーサ。“絶対味覚”を持つマーサが作り出す料理は芸術的で、レストランも大繁盛。なのにオーナーには「街で2番目のシェフ」と呼ばれてしまう。彼女のレシピには、何かが足りない…。
 食という毎日の生活に欠かせない身近なテーマを盛り込みながら、都会でシングル生活を送る女性が新しい人生に向き合い、自分の本当の幸せに気づく姿を、ホロ苦くも、じんわりと暖かいタッチで描いた宝物のような作品が誕生した。仕事は天才的でも、私生活では自分の気持ちを上手く伝えられず、不器用にしか生きられないマーサ。そんな彼女が母親を亡くした8才の姪、リナととの共同生活や、どこまでも人生を楽しむことを愛するイタリア人シェフ、マリオとの出会いを経て次第に家族や幸せの意味を見つめなおし、人間として大きく成長していく姿は、すべての女性に爽やかな共感と感動を与えるだろう。

おいしくて、たのしくて、幸せな毎日。
それは他の誰かのものだと思っていた人へ。

 仕事に生きがいを感じながらも、私生活がおざなりになって、幸せを実感できない現代女性たちに贈る“幸せのレシピ”。料理を作るのは得意でも、人間本来が持つ食べることの楽しさを忘れてしまっているヒロインが、周囲の人々との心の触れ合いを通じて、愛する誰かと食事をし、共に語らうひと時こそが、至福の時間であることを実感していく。“ほろ苦くて、じわっと甘い、心暖まる幸せのレシピ”、それは私たちが見ようとしなかった日常の風景や愛情に気づいたとき、完成するもの。あなたにも見逃している大事なモノがきっと、あるはず。

この作品の調味料は折り紙つき。愛と風味がたっぷりの一遍。
「ライブツィッヒ・ライフ」トリステン・ヴァール

 監督は、これが長編デビューとなる新鋭サンドラ・ネットルベック。彼女の洗練された優しいタッチの作品は、今までのドイツ映画のイメージを一新させ、世界各国の映画祭で絶賛された。ヒロインのマーサは、「悦楽晩餐会」のマルティナ・ゲデック。この作品で、見事ドイツ映画賞の主演女優賞に輝いた。マーサの人生を大きく変えてしまう8歳の姪リナを演じ、絶賛されたのはマクシメ・フェルステ。また、イタリア人シェフのマリオには「恋ごころ」のイタリアの人気スター、セルジョ・カステリットが見事な演技を披露している。またこの映画はハンブルクの元フォー・シーズンズの有名シェフが監修したフレンチ、イタリアンの洗練された美しい料理やプロも唸る完璧な厨房シーンも話題のひとつ。五感を刺激され、食欲が沸き上がる至福のダイニング・ムービーに仕上がっている。