先月の緊急上映では、大勢のお客様にご来場いただきありがとうございました。7月19日(土)から8月1日(金)まで再上映が決定しておりますので、ぜひこの機会にまた多くのお客様にご覧いただきたく思います。
●本作品では入場整理券を配付します。
その日の開店から随時、当日分のみ配付。
●整理券の番号順に10分前からご入場いただきます。
●招待券、前売券をお持ちの方も整理券が必要です。
劇場にてお受取りください。
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「靖国 YASUKUNI」
●7/19(土)〜7/25(金)
10:20/12:50
15:20/17:50
●7/26(土)〜8/1(金)
10:20/20:15
[2007/日本・中国/2時間3分]
監督:李纓
出演:刈谷直治、菅原龍憲、高金素梅
公式ホームページ →→→
http://www.yasukuni-movie.com/
戦後60周年を迎えた2005年8月15日。靖国神社は例年のように熱く激しい一日となっていた。境内では、戦前さながらのパフォーマンスが繰り広げられているが、それは、既に失われてしまった日本人としてのアイデンティティを求めているかのようだ。A級戦犯を含む合祀問題や当時の首相の靖国神社参拝はマスコミを賑わせ、アジア諸国にまで波紋を呼んだのは記憶に新しい。日本人の誰もが知っているようで、実は知らない「靖国神社」の現実と精神構造に中国人監督・李纓が、10年以上の歳月をかけて挑んだドキュメンタリー。
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6月28日の東京公開初日は満員御礼の盛況だった、話題の作品『歩いても 歩いても』はシネモンドで8月2日からの公開となります。
カンヌ映画祭最優秀男優賞を『誰も知らない』で受賞した是枝裕和監督の最新作は、大人になって家を離れた子供たちと老夫婦の一日をたどる家庭劇。阿部寛、樹木希林をはじめとした役者陣の極上のアンサンブルが家族の愛しさ、可笑しさ、厄介さ、人の心の奥底に横たわる残酷さを描きだす。人生は、いつもちょっとだけ間にあわないことに満ちている。それでもつづいていく日々の営みのなかでくりかえし観たくなる映画が完成しました。
いい映画はたくさんある。でも、この映画のように、その中にいる人たちのことを、今もずっと考えつづけている映画を、わたしは見たことがなかった。長男は、その後どこに就職したんだろう、長女のところの女の子はボーイフレンドができたかな。長女のつれあいの営業成績はどうなんだろう。あの家のお風呂のあのタイルは、どんなふうに修理したのだろうか。あの坂道は、今もあるのだろうか。あの夏の空気を、今もあの人たちは覚えているのだろうか。
見終わって、やたらに涙がでたのだけれど、それは一つの「物語」に感じいったからではなかった。ただ生きていること、起承転結のみわけもつかず、ただわたしたちがひたすらに生きつづけていくこと、その不思議にうたれて、涙は流れてきたのだった。 (川上弘美/作家)
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「歩いても 歩いても」
●8/2(土)〜8/8(金)
12:15/14:25/16:35
●8/9(土)〜8/15(金)
●8/16(土)〜8/22(金)
[2007/日本/1時間54分]
監督・脚本・原作:是枝裕和
出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、野本ほたる、林凌雅、寺島進、加藤治子、樹木希林、原田芳雄
公式ホームページ →→→
http://www.aruitemo.com/
夏の終わり。横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。そりがあわない開業医だった父、料理をつぎつぎとこしらえる母、そして明るい姉の一家も来て、老いた両親の家は笑い声に包まれるのだが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日。食卓を囲んでの何気ない会話の中に、それぞれの思いが沁みだしていく…。カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を『誰も知らない』で受賞した是枝監督の最新作。役者陣の極上のアンサンブルが家族の愛おしさ、厄介さ、そして残酷さを浮かび上がらせる。特にこどもたちの描きかたが素晴らしい。
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シネモンドの夏は東京では満員御礼、話題騒然の邦画勢揃い。『ハッシュ!』の橋口監督最新作『ぐるりのこと。』は8月16日(土)からの公開です。リリー・フランキーさん、木村多江さん主演の他、加瀬亮くんや、橋口監督作品のミューズ・片岡礼子さん、新井浩文さんが被告人として出演する法廷シーンも見どころのひとつ。
「お、動いた!」小さくふくらんだお腹に手を当て、翔子は夫のカナオとともに、子を身籠った幸せを噛みしめていた。しかし、そんなどこにでもいるふたりを突如として襲う悲劇──初めての子供の死をきっかけに、翔子は精神の均衡を少しずつ崩していく。困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていくふたりの10年にわたる軌跡を、『ハッシュ!』以来6年ぶりにメガホンをとる稀代の才能・橋口亮輔が、どこまでもやさしく、ときに笑いをまじえながら感動的に描きだす。人はひとりでは無力だ。しかし、誰かとつながることで希望を持てる。決して離れることのないふたりの絆を通じて、そんな希望のありかを浮き彫りにする、法廷画家のカナオが目にする90年代のさまざまな犯罪・事件を織り込みながら、苦しみを乗り越えて生きる人間の姿をあたたかく照らしだしていく。
出版社につとめ、週3日は夫との「する日」を決めている、何事にもきちんとしなければ気がすまない妻・翔子。彼女を演じるのは、今作が映画初主演となる木村多江(『大奥』『スターフィッシュ・ホテル』)。大きな悲しみから心を病み、やがてそこから力強く再生していく女性の姿を、身を削るようにして演じきり、凛としたたたずまいと繊細な感情を同時に表現した。一方、靴の修理工から法廷画家へと職を変え、頼りなげな夫・カナオを演じるのは、こちらも本格的な映画初主演となるリリー・フランキー(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」「おでんくん」)。翔子をやさしいまなざしで見つめ、何があっても彼女を受けとめ、支え続ける慈愛に満ちた役柄を、飄々とした表情と体温を感じさせるあたたかな息づかいで好演している。監督の橋口亮輔は「ふたりのドキュメンタリーを撮るつもりでのぞんだんです」と言う。そのようにして収められた彼らの姿からは、演技やフィクションを超えたリアルな感情があふれ出て、観る人の心を揺さぶり、大きな共感を呼ぶ。
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「ぐるりのこと。」
●8/16(土)〜8/22(金)
●8/23(土)〜8/29 (金)
●8/30(土)〜9/5(金)
[2008/日本/2時間20分]
監督:橋口亮輔
出演:リリー・フランキー、木村多江、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵、柄本明
公式ホームページ →→→ http://www.gururinokoto.jp/
前作『ハッシュ!』でカンヌの喝采を浴び、数々の映画賞を受賞した橋口亮輔監督の、実に6年ぶりとなる新作が完成! 出版社で女性編集者として働く妻・翔子(木村多江)と、法廷画家の記者として働く、頼りない夫・カナオ(リリー・フランキー)。そんな2人に、小さな命が宿る。子を授かった幸せを噛みしめる、そんなどこにでもいる夫婦を突然の悲劇が襲った。初めての子供の死をきっかけに翔子は、精神的に追い詰められ、うつに陥ってしまう。だが、そんな翔子をカナオは全身で受け止める…。90年代から初頭から21世紀へ時代が激変した10年。実際に起きたさまざまな社会的事件を背景に、1組の夫婦の時の流れを紡ぎ出した物語。
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